毎日が大吉、自分ができることはすべてやる

浅草寺でおみくじを引いたら、「大吉」が出ました。最初は近くのおみくじ結び所で結んで帰ろうとしたのですが、一緒にいた方が「大吉は持ち帰ったほうがいいですよ」と教えてくれました。お財布に入れたり部屋に貼ったりして毎日眺めると、さらに運気が上がると聞き、私はこれまで「おみくじは必ず結んで帰るもの」だと思い込んでいたことに気付きました。

気になって少しインターネットで調べてみると、浅草寺のおみくじは「凶」が約30%、「大吉」は約17%だそうです。本当かどうかは分かりませんが、浅草寺は「凶」が多いことで知られているようです。

そういえば思い出したのですが、20代の頃にも浅草寺でおみくじを引いたとき、私だけが「凶」を引いたことがありました。珍しいことだと思ったのか、一緒にいた人たちが「逆にこれから運が開けるよ」と励ましてくれたのを覚えています。

今回の「大吉」のおみくじは、しっかりと机の前に貼りました。そして、改めて自分の中で大切にしたい気持ちを確かめました。

「自分ができることは全部する」

「今すぐやる、毎日を全力で生き抜く」——これは私が尊敬する清川妙先生の本に書かれていた言葉です。清川先生は『徒然草』や『枕草子』などの日本の古典文学に精通している方で、先生は大切なご主人やお子さんを突然亡くされた体験から、「人の死は突然やってくる。死神は後ろからではなく、前からやってくる」と著書で語っています。

そのため、日々を全力で生きることの大切さを強く意識されるようになったのでしょう。実際にご家族を突然亡くした経験が、より深い思いにつながったのだと思います。

さらに、先生は84歳でイギリスへの一人旅にも挑戦されています。英語も60歳ごろから学び始めたとのことです。「やろうと思ったことは明日ではなく、今すぐやるべきだ」と先生は語っており、「思い立った瞬間に行動しなければ、いつ死神がやってくるかわからない。後悔しないためにもすぐ行動する」という考えを、その本の中で何度も強調していました。私はこの考え方に大きな影響を受けています。

毎日を全力で生きることは、「自分ができることを全部やる」という姿勢につながっていると私は考えています。もちろん、すべてを完璧にやり遂げるのは簡単ではありません。しかし、それでも大丈夫です。目の前の小さなことも大きなことも、一つひとつ丁寧に取り組もうという前向きな姿勢が大事だと思うからです。

そして、このようにしてまっすぐ進んでいけば、きっと良いことが待っていると信じています。つまり、毎日が「大吉」なのです。おみくじをきっかけに、清川先生の言葉や、自分自身が大切にしてきた思いを、あらためて見つめ直すことができました。このおみくじに感謝です。